第30章 破廉恥な落とし物【爆豪派閥/ギャグ】
俺と瀬呂、切島と爆豪の2チームに分かれた。
俺と瀬呂は爆豪がさっき言ったような内容で女子に聴き込みに、その間切島と爆豪が峰田が来ないよう見張ることになった。
〜共同スペース〜
「とりあえず誰に聞けば良いと思う?」
「そうだなぁ〜…上鳴、お前アレ誰のだと思う?
勘で良いから言ってみ!」
「ん〜フワッと香った柔軟剤のにおいからすると…麗日かな?」
「そか〜麗日か…」
「瀬呂は誰だと思う?」
「俺〜?んんん〜…バストサイズ的に麗日以上八百万未満だから、楓かな?」
「えぇ〜?楓??あんなフローラルなの使ってたっけな〜楓はもっと柑橘っぽいにおいだった気がするけどなぁ」
俺たちが「うーん、うーん」と頭を悩ませていると
「お茶子ちゃん!さっきは柔軟剤ありがとう〜
ちょうど切れてたから助かったよ〜」
「良いんよ〜それより私いつもフローラルなの使ってるけど、
あのにおいで大丈夫だった?」
「うん!大丈夫よ?てか寧ろ凄い良いにおいだった!
私もあのにおいに変えようかな〜」
なんて会話をしながら風呂上りの麗日と楓が部屋に戻って行くのを見かけた。
俺たちは聴き込みもせずそれを見ただけで「「楓のだ!」」と確信して爆豪達のもとに戻った。