第28章 男なんて大嫌い!【爆豪勝己/裏】
『嫌っ…やめて、離して!』
楓は上にのしかかる爆豪を振り払おうともがくが、爆豪は楓の手首を頭上に一纏めにして唇にキスをする。
『んっ…んんぅ…!』
「…っは、マッサージしてもらう前にまずはお前の男嫌い直さねぇとな。逆効果になる可能性もあるが、男を教えるには抱くのが一番手っ取り早ぇ」
『……っふ…うぅ…』
楓は恐怖と自分の惨めさについに泣き出した。
「泣いてんじゃねぇよ」
『だったらもう、こんなことやめてよぉ…』
爆豪は楓の言葉を無視して楓の胸を服越しに揉みしだく。
『んぁ!んっ…ぅっ…はぁ…んっ』
自分の声じゃないみたいな甘い声が出たことに楓はショックを受ける。
服越しに揉みしだく手が楓の着てるTシャツの中へと侵入した。
「…下着つけてねぇのかよ」
『っ、ん…はぁ…お風呂上がりは、いつもつけないのっ…』
「そーかよ、んじゃあお前が俺に触られて蕁麻疹出てねぇか見てやるよ」
そう言うと同時に爆豪は楓の手首から手を離し、Tシャツとズボンとパンツを脱がせて楓を生まれたままの姿にする。
服を脱がされた楓は自分の大事なところを手で隠す。
「手ェどけろよ、見れねぇだろ」
『み、見なくていいっ!!』
掛け布団を引っ張ってそれにくるまる楓。