第28章 男なんて大嫌い!【爆豪勝己/裏】
「ーー2…1…0っ!」
BOOOOM!!
『あひぃぃぃい!!』
爆豪が部屋の扉を爆破した爆風で楓は数メートル先の壁まで吹っ飛ばされた。
「んだよ、いんじゃねぇか!居留守使ってんじゃねぇ」
爆豪は楓の胸ぐらを掴んで立ち上がらせる。
『さ、触んないで!』
爆豪の手を払いのけて自分用のベッドの布団にくるまる。
『んなっ、何の用なの!?』
「テメェが個性強化マッサージの個性って噂聞いてきた。
個性強化できるマッサージっての俺にもやれ」
『無理っ!!』
「何でだ!?」
『私、男なんて大嫌いなの!触ると蕁麻疹出るの!特に轟焦凍や爆豪勝己みたいな怖い空気漂わせたイケメンは大嫌いなの!!目見ただけで蕁麻疹出そうなの…お願いだから私なんかに関わらず速やかに帰ってください!!』
「人を病原菌みたいに言いやがって…蕁麻疹だぁ?んなもんでるわけねぇだろ」
爆豪は楓のくるまってる布団をひっぺがえして楓の手首を掴んで押し倒す。
『嫌ぁあっ離して!離してくださいっっ!!』
手首を掴まれたままイヤイヤと抵抗するも爆豪の手は緩まない
「マッサージしろよ、俺はオールマイトをも超えるヒーローになるんだ。それには個性強化できるテメェのマッサージのチカラがある方が効率よく目標に近づけるんだよ!」
『そんなの知りません!私には関係無いです!!』
「協力しねぇなら仕方ねぇな…力づくで従わせるしかねぇ」
『力づくでって……い、痛い事?』
涙目になりながら聞く楓の耳元で妖艶に「痛いのは最初だけですぐヨクなる」と囁く爆豪。
楓はその言葉で自分がこの後ナニをされるのか察し、余計抵抗する。
『嫌っ!助け、助けて!!誰かぁぁぁぁあ!』
「あんま大声出すなよ、テメェのあられもない姿いろんな奴に見られることになんぞ?」
耳を甘噛みされて楓の身体がビクッと反応する
『(な、に…今の?)』
「おい、男嫌いなんだろ?しかも一番嫌いなタイプな俺に何感じてんだ?この分だと性格は男嫌いでも、身体は男好きかもしれねぇな?」
耳たぶを、爆豪の口に含まれて陵辱される。