第26章 【DNH企画】発情ネットカフェ【爆豪勝己/裏】
『私充電器あるけど使う?』
「珍しく気がきくじゃねぇか」
そう言って爆豪君は、私から充電器を受け取って携帯を充電する
ネットカフェの中にいても一層激しく打ち付ける雨音が聞こえる
その音はザーザーと勢いを増し、とどまることを知らない。
『……雨、止まないね』
「あぁ、当分はここにいるしかねえな」
長い沈黙、聞こえる音は激しい雨音だけ。
他の音もあるだろうけど今は雨音で全部かき消されている
「……っ、はっくしょん!」
爆豪君のくしゃみが聞こえ、彼に視線を向ける
すると爆豪君は寒さに小刻みに震えて鼻をすすっていた。
あ、爆豪君…私にブランケット渡しちゃったから……
けど、私今この中下着だけだし…
でも、これで爆豪君風邪引いたら私のせい、だよね?
ブランケットをグッと握って私は意を決して爆豪君に提案した
『爆豪君、その…ブランケット、一緒に使お』
「あ"?テメェ自分が何言ってるか分かってんのか?」
『…うん、だって爆豪君寒そうにしてるしなんか…私だけブランケット使ってるの悪いなぁって』
「…勝手にしろ」
私は爆豪君の背に背を預け、ブランケットの一部が彼の肩にかかるようにかける。
背中合わせに座ってる状態。
『爆豪君、その…どう?さっきよりは良いかな?』
「正面寒ィ…お前俺の膝の上来い」
『えっ!?いやいやいや、それは流石に恥ずかしいよぉ』
「恥ずかしいも何もあるか、付き合ってんだから」
『あの、爆豪君それ実は…』
「ガタガタうっせぇんだよ!とっとと来いや!!」
爆豪君は半ば強引に私を膝の上に乗せて、抱き寄せる
『ば、ばばば爆豪くっ…!?』
「勝己。」
「勝己って呼べよ…」
.
『……勝己、君っ』
「楓…」
勝己くんは私の後頭部に手を回し、私の唇に自分のそれを重ねた。重ねるだけのキスかと思いきやそれはだんだん激しくなる
『っ、はぁ…んっ…はぁんっ…/////』
「はぁ…っ、…ふぅ…/////」
『…はぁ、らめぇ勝己く…他の人に見られたらっ』
「…っは、楓が声抑えりゃ問題ねぇ」
そう言って舌を絡め、角度を変えてねっとりと交わされる口付け
後頭部に回されていた手はだんだん下へ降りていってブラのフォックのところで止まる。