第3章 快楽の悪夢2【上鳴電気/裏】
そして、夜21:00…
ご飯を食べ終え、お風呂を出た私は今
上鳴電気の部屋の前で立ち往生している
『(……そもそもなんで私、上鳴くんの言う事聞いてんだろ?
そりゃ夢小説の事バラされたくないからって言うのもそうだけど…そんな身体張ってまでバラされたくない秘密?
次は絶対に最後までやるって言ってたから…この扉の向こうに行ったらもう私上鳴くんと…その、あの……えっ…ちしちゃうわけだよね?/////
え、私ホントにそれで良いの?
てか、上鳴くん何考えてんのかホントに分からない!!
なんで私とこんな……)』
ガチャ
ゴッ!!
上鳴くんの部屋の扉が突然開いて私の額にドアが直撃した
上鳴「なんだ高橋来てんじゃん!
ノックして入ってくりゃよかったのに…」
額に手を当ててうずくまる私を無視して私の腰に手を回して部屋の中に引き入れた
部屋に入ると上鳴くんは私にベットに座るよう促し、私がそれに従ったら上鳴くんも私の横に座って来た
『…あのさ、上鳴くん』
上鳴「んー?どしたー??」
スマホをいじりながら気だるげに答える上鳴くん
『なんで私と…こんな事するの?』
上鳴「暇つぶし…」
あっさり答えられた愛のない答えに愕然とした
『…そう、じゃああなたには私のはじめてはあげられない
夢小説の事、言いふらしたかったら言いふらせば良い
本当は言いふらされるの悶え死にたいくらい嫌だけど暇つぶしで弄ばれるくらいなら言いふらされた方がいいから!』
それじゃ!と言って私はベットから立ち上がり上鳴くんの部屋を出ようとしたが上鳴くんに後ろから抱きしめられた
上鳴「…暇つぶし、だったよ最初は!
小説の事爆豪に言おうかな〜っていうと高橋がやめてって抵抗してくるのが面白くて調子乗りすぎた
3日間、俺がお前に何もしなかったのはずっと考えてたからだ…
爆豪や轟のエロい小説書いてるってことは俺より爆豪や轟みたいなタイプの方が好みなのかなって…
俺はもう望みないのかな?って…けどそれでもやっぱ諦めきれなくて弱みに付け込んで卑怯な事した
謝っても許してもらえるなんて思ってねぇ…
ただこの気持ちが何なのか分かるまでは、半端なことは言いたく無いからこのままでいさせて欲しい」