第23章 私の彼氏がただの変態だった件5【轟焦凍/裏】
「ねぇねぇ!今日ハロウィンだしさ、女子みんなで仮装して男子の部屋回ってお菓子貰いに行こうよ!」
ハイツアライアンスの共有スペースでくつろぐ女子達に芦戸ちゃんが提案してきた。
「おー!良ええなぁそういうの、楽しそう!!」
「そういう事でしたら私が衣装を創造で作りますわ!」
ノリノリなお茶子ちゃんとプリプリしながらみんなの衣装作りに燃えるヤオモモ…
「や、ウチはいいよ…なんかハズいし…」
『えー!耳郎ちゃん仮装しないの?絶対可愛いし似合うよ、黒猫コス!』
「もうウチだけ何着るか決められてるの!?」
『ううん、耳郎ちゃんだけじゃなくてみんな分決めてるよ!ヤオモモが魔女で耳郎ちゃん黒猫でお茶子ちゃんはゾンビナースで梅雨ちゃんは女海賊で芦戸ちゃんはメデューサで葉隠ちゃんはおばけ』
「ケロッ…凄いわ楓ちゃん、三奈ちゃんからハロウィン企画提案される前に誰が何のコスプレするか全部決めてるのね」
『当然!芦戸ちゃんが提案しなかったら私が提案してたからね!というわけで、男どもからお菓子貰って貰って貰いまくるぞぉぉぉ〜!!』
こうして、第1回1年A組ハロウィン大会が開催されたのであった。