第3章 快楽の悪夢2【上鳴電気/裏】
スタートしたと同時に私は建物の中に逃げ込む
そして物置のような部屋の中に入るとドア開けて丁度足元の辺りに捕縛テープでブービートラップを仕掛けた
『(上鳴くんなら馬鹿だし、上手くいけばこれで仕留めれるかもしれないっ…!)』
なんて思っていたが、逃げ込んだ場所が悪かったことに気づいたのはブービートラップを仕掛けた後のことだった
『………この部屋、監視カメラないじゃん
しかも窓1つもないから体育祭とかで使われてた撮影用ロボットも撮影できない完全密室!?』
コツ…カツ…コツ……
ゆっくりこちらへ向かってくる足音
私は意を決して、近くにあったモップを手に取って構えた
ガチャとドアが開いて上鳴くんは私の仕掛けたブービートラップをあっさり踏んづけて回避した
上鳴「おいおい、ブービートラップおざなり過ぎじゃね?
こんなとこ逃げ込んだら何かあるって思うっしょ?フツーに!
……それとも何?
俺とこないだの続きしたくてこんなとこに誘い込んだの?」
笑いながら高橋って大胆〜!って言ってくる上鳴くんにカチンときて、モップを振り上げた
振り上げたモップはこれまたあっさり上鳴くんに奪い取られ
上鳴くんはそのモップで私の膝裏を叩き、その場に尻餅をつかせた。
モップを投げ捨てた上鳴くんは私の上に馬乗りになる
上鳴「……ここなら誰にも見られないし、1発やっちゃってもよくね?」
私の耳元で囁く上鳴くんは囁いたあと私の耳を入念に舐め始めた
『……うっ…ダメ!ふぁっ…授業中っ……んっ/////』
上鳴「へぇ〜、授業中…ねぇ
じゃあ授業中にこんな誰にも見られないような密室に逃げ込むってことはさ…やっぱ高橋俺に犯されること期待してたって事だよね?3日放置されて待ちきれなかった?」
『…んなわけ、ないでしょ!?』
上鳴「じゃ、これ何?」
そういうと上鳴くんは私の痛いほどに立ち上がった乳首を摘んだ。
『…あっ……んぅ/////』
ピクッと反応した私を舌舐めずりしながら見下ろす上鳴くん
私の唇に激しい口付けをする
『んっ…ちゅ…ぁはあ…ぁあ/////』
スルスルと降りてきた手は私のヒーロースーツを脱がせにかかる