第19章 真心を込めて…【飯田天哉/裏】
月明かりに照らされるベットの上
私と天哉は一糸纏わぬ姿で、恋人同士の甘く淫らな夜を過ごす。
『んっ…アッ、っふ…ァあ!』
「っはぁ…んっ…くっ、ァふっ…ぁ!」
天哉は腰を激しく動かしながら私に深く貪るような口付けを繰り返す。
コンドーム越しに伝わる天哉の陰茎は、亀頭が子宮を突き上げるたびに質量を増して吐き出されるのを待ちわびている
『…っんぅ…ぁは、ァっ…んぁあ!』
「っ…ァ、ひっ…ゥ、くっ…ぁは…」
天哉のがっしりとした腕が私の背中に回り分厚い胸板へと引き寄せる。
私はその胸板に手を回し、与えられる快楽を享受し
天哉の首元にキスを落とす。
「…っはぁ…楓くんっ…ァふっ好きだ!」
『…ぁは、ァ、んぅ…っはぁ…天哉ァ…』
天哉の両頬を手で包み、軽く口付けをする。
天哉から絡められた舌が私の口内を犯し、私の舌を捕らえる。
『っちゅ…んふ、っはぁ…』
「…っは、ちゅ…っふぅ…」
メガネの向こうから覗く獣のような性にギラついた瞳。
男の本能を感じる視線になんとも言えない興奮を覚えた。
『…はぁ、ん…ッ…イキそ…////』
「…ぁ…ふっ、も…俺もっ…限界だっ!」
『っぅ…んは…天哉ァ、んぅ…キてぇ…////』
……事の始まりは、その日の朝に遡る。