第7章 ★はじめての発情期(朔哉×天)
朔哉の方はまだ余裕そうな感じ。
さっきまで百さんの部屋で寝ていたからかな?
そう思いながら取り敢えず下を脱がす。
すると流石に吃驚したのかあたふたしはじめた。
今更あたふたしてもキミが寝ている間もこうしてボクが着替えさせたんだけどな。
…なんて言ったら朔哉はどんな反応をするのかな?
天「苦しいの治してあげるから…そこに座ってじっとしてて?」
朔「…?」
椅子はボクが使ってるし…他に座れそうな所は無いみたいだからちょっとの間だけなら…と浴槽のふちを指差しながらお湯を止めて相手を見ると、2本の長い尾を揺らしながらキョトンとした顔でボクを見る。
天「…ソレ苦しくないの?」
相手のソコに視線を移す。
触ってはないけど硬そうって分かるくらいには……勃ってる。
って言うか今の今まで何とも無かったのかな?
すると視線に気付いたのか吃驚しながらも、見るな!と言いたげに上着の裾を引っ張って隠そうとする。
さっきまでボクの舐めてたくせに…。
天「隠したら苦しいままだからちゃんと見せて?」
朔「…。」
天「…キミはボクの見たのにボクは見たらダメなの?」
朔「!?」
そう言うと吃驚しながらボクを見て唸られたけど、朔哉って意外と分かりやすいよね。