第7章 ★はじめての発情期(朔哉×天)
決して知識不足とかって訳じゃねぇけど(多分)、されて嫌な事はしたくねぇし…。
そう思ってると風呂場に連れてけと言われた。
風呂場でヤるのが好きなのかな?
そう思いながら風呂場に連れて行き椅子に座らせて反応を伺うけど反応がねぇ…?
温度設定をして浴槽の栓をしてお湯を張る。
溜めてる間は水音が声をかき消すからそれで少しでもマシになれば。
ちらっと天を見るとまだ項垂れてた。
そっと後に回って抱きつきでもすれば何か反応はあるかな?
…怒らせねぇようにそっと密着するように抱きつく。
天「…朔哉?」
!反応してくれた…!
名前を呼んでみたら…反応するかな?
勿論声が出るかは分かんねぇけど…。
話しかけるように
深呼吸して……
落ち着いて………
朔「………て…ん…。」
…掠れてたけど声が出た…?
自分でもビックリしてると天が振り向いた!
俺の声聞こえたのかな?
そうだと嬉しいな…!
そう思いながら尻尾を揺らして微笑んだら…
頬に触れるだけのキスをしてきた。
俺の方がビックリしすぎてなんて言おうとしたか言葉が飛んでってしまう。
天の言う声変わりとかよく分かんねぇけど…
…このまま喰っても…いいよな?
だって仕掛けたのは天…お前だ。