第7章 ★はじめての発情期(朔哉×天)
ボクを見て来る碧い瞳は見ていると吸い込まれそうになるからあまり見ずに扱くのを再開する。
自分の気持ちいい場所は把握してるからそこを中心に扱くもペースを徐々に上げていく。
その事に集中してたせいか朔哉がすぐ隣に居るのに気付けなかった。
2本の尻尾を立てて擦り寄って来ていた。
まるでマーキングするみたいに。
尻尾を立てたままボクの匂いを嗅ぐ姿を見た時は吃驚したけど、興奮してくれてるって言う事実には変わりないし正直嬉しかった。
天「…朔哉…?」
朔「♪」
息が荒くなりながらも名前を呼ぶと機嫌がいいのか尻尾を揺らしながら見つめてくる。
つられて微笑むと一気に絶頂が近くなり意思に反して達してしまう。
達してしまうとゴムによって受け止められる精液の多さに自分でもこんなに溜まってたのかと吃驚する反面羞恥が一気に込み上げてくる。
真横に居る朔哉の視線を感じ取ってしまったから。
天「…!今は見ないでいいっ…!」
傍にあった枕を朔哉の顔に押し付けながら欲を全て出し切ると今度はそれが零れないように慎重に外して口を結んでティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。
その一部始終を見られてたら多分捨てる前に何かやらかしそうな気がした。
阻止してぶちまけるとかやりそう…。
自分の精液によって汚れたベッドの上で寝るとか流石に無理がある。
達してしまった余韻に浸るもガタッと音がしてまさかと思いながら音のする方へと視線を向けると…
天「!朔哉っ…!」
怒鳴らずにはいられなかった。
この悪戯っ子…。