第7章 ★はじめての発情期(朔哉×天)
いつもの様に軽く握り込んで最初は緩く扱くと、朔哉が舐めてくれたのもあってかいつもより水音が凄くて耳を塞ぎたくなる。
でも見られてるって言うこの状況がいつもと違う刺激になって更に質量を増してしまう。
達してしまう前にいつも使ってるゴムを箱ごと取り出すとカタカタと音が鳴った。
するとその音に反応した朔哉が寄って来た。
天「?どうかした?」
朔「??」
尻尾の先を曲げながら同じ様に首を傾げる。
そして尻尾で器用にボクの手から箱を奪うとそのまま上下に揺らして中身を出そうとしているようだ。
勿論使いかけだから中身は落ちてくるけど。
ベッドの上に散らばったゴムを不思議そうに見つめると今度はボクを見て首を傾げた。
朔哉はゴムを知らないのだろうか?
天「…1つ頂戴?」
少し可笑しくて小さく笑みを零しながら左手を差し出すと散らばったゴムの中から1つ取り掌に乗せてくれた。
天「ありがとう。大人しく見てて?」
そう言って受け取ると小さく頷く朔哉。
その様子を見ながら袋を破いて中身を出し、そのまま自分のモノにゴムが破れてしまわないように丁寧に装着していく。
まぁボクも普段は自慰する時くらいしか使わないし、付けるのは面倒だけど、使い方知らないと後々困るから今教えないとね?
装着し終えて朔哉の方を見ると、吃驚した顔をしていて理解しようとしているのか、ボクが今破いたばかりの袋やそれが入ってた箱、そしてボクを見ると更に首を傾げた。