第7章 ★はじめての発情期(朔哉×天)
─天side─
百さんからの連絡を受けてボクは彼の番になると決意して百さんの家へと急いだ。
まぁ決意した所で番になるかならないかの決定権はαにしか無いけど。
そこからの流れは割愛するとして今朔哉と2人きりで実践してみせてるところだ。
本当はヤる前に軽くシャワーでも浴びたかったけど百さんの話だと朔哉は匂いに興奮するらしいからベッドの上にいる。
正直ボクにも羞恥心はあるから当然恥ずかしい。
でも実際順を追ってやって見せると朔哉も戸惑いながら理解してるのが分かるからそれが救いかな?
……で自慰をして見せようとした矢先に何故か先走りを舐められてるんだけど…舌使いが上手い上に尻尾まで揺らしてボクを煽るから、先走りが予想より溢れ出て思わず声が漏れそうになる…。
天「…っ…朔哉っ…」
漏れそうになる声を堪えながら名前を呼ぶと動きがピタリと止まる…が、止めなければ良かったと少し後悔した。
四つん這いでボクのを舐めていたから、自然と見上げる形になる上に朔哉の赤い舌が見えて舐められてたのだと自覚させられたから。
相手は男だと分かってても思ってる以上に…くる…。
天「あんまりすると出ちゃうから少し離れて…?」
息を整えながらそう言うと不思議そうにボクを見ながら渋々離れてくれた。