第7章 ★はじめての発情期(朔哉×天)
─ベッドの上─
ベッドに凭れて座ると天の甘い匂いも強くなり続けてて…でも苦しそうでまるで……。
もしかしてさっきの俺は今の天と同じ状態だったって事なのか…?
天「…本当は凄く恥ずかしいから誰にもは見せない事ってのは頭の隅に置いといて?」
そう言いながら服を脱いでいく天。
何故か下だけ全部脱ぐと股間だけ隠して俺の名前を呼んだ。
天「朔哉」
朔「?」
天「さっき百さんの家で朔哉はこうなってたから凄く苦しかったんだよ。」
そう言って少し恥ずかしそうにしながらもう少し近くに来いと手招きする。
そして俺がある程度近付くと隠していた部分を見せてくれた。
それを見て一瞬怖くなって不安気に天を見た。
だってんな形見た事ねぇし、それに俺のと少し形が違う気がする…?
天「ボクも朔哉も百さんも…男はみんな興奮するとこうなるんだよ。」
天のその言葉にビックリするけど天はそれに慣れてるのか平然としている。
視線を再び戻すと透明な液体?が見えて思わず顔を近付けていた。
天「!朔哉、そんなに見ないで…」
見ろと言ったり見るなと言ったり変な天…。
でも何故か逸らせなくてじっと見ているとその透明な液体がまた溢れ出て来た。
水が出てるのかと思って舐めてみた。
…なんか変な味がする…。
水の味はしねぇけど別に不味いって訳でもねぇから気が付くと夢中になって舐めていた。