第6章 ☆身体の異変
─天side─
収録が終わってテレビ局から少し離れたコンビニで飲み物を買おうと寄り道していて、ふと百さんからラビチャが何件か来ていたのを思い出して…そこまでは良かった。
開いた事をとても後悔した。
例の彼の写真が添付されていたから。
これが本当にあの彼なのか…!?
何故半裸なのかとか聞きたい事はあるけど!これがあの千さん並みのαとか誰も信じないだろう。
それくらい可愛いっ…!!
気付いたら速攻で保存していた。
陸といい勝負…いや…。
………ボク彼で抜けるかもしれない…。
保存した彼の寝姿(何故か半裸)の写真を見ながらそう思ってしまった。
…取り敢えず百さんにラビチャを入れる。
天[百さんお疲れ様です。]
天[彼はその後どんな感じですか?]
それだけ送りながらお目当ての飲み物とドーナツを手に取ると、会計を済ませ備え付けのフードコーナーで休憩する事にした。
─百side─
朔哉の事は何とかしてあげたいけどいい手は無いかと悩んでいた。
オレが手伝ってあげてもいいけどそれだとオレが居ない時に対処出来ないだろうし朔哉のあの匂いに耐えられそうに無いし…。
とその時天からのラビチャが来た!
あまり天に頼るってのもちょっと気が引けてくるけど今は賭けるしかない!