第3章 雇い主
楽「にしても百さんって本当何するか分かんねぇよな。」
龍「一般人と突然あんな契約?するなんて。」
天「ボクは知ってたよ。」
楽「は?何でだよ?」
天「聞いたのは今日だけど龍達よりも先に百さんと彼と居たから流れで聞いたんだ。でも彼の住む部屋までってのはボクもビックリはしたよ。」
龍「そうだったのか。」
楽「…確か朔哉とか言ったな?」
朔「?」
楽「お前、何者なんだ?何で百さんと一緒に居た?何故喋らない?」
いつもの楽のちょっと悪い癖。
気に食わないと言った顔で彼に質問攻めをはじめた。
すると彼は気にする事無く聞かれた事を順番に紙に書いた。
俺が何者かは自分でもまだ良く分かんねぇけど、
普通の人間より特別な力があるってくらいしか分からねぇ。
百さんと一緒に居たのは百さんが俺を呼んだから。
待ち合わせを指定したのも百さんで、今日はじめて会った。
会う前に何度かラビチャしたくらいだったけど、何で俺の連絡先を知っていたのかは知らねぇ。
俺が喋らないのは良くある事。
小さい頃から喋れたり、声が出なくなったりを繰り返してるけど原因は不明。
でも体調がイマイチだったりすると
長い期間声が出ないってのは
最近分かったから今の状態は
多分後ひと月くらい続くと思う。
その間は今みたいに紙に書いたり
ラビチャで会話するのが普通だけど
ラビチャは俺が直接会って教えた奴しか知らねぇし俺は誰にでも教えたりはしねぇんだ。