第3章 山でのルフィの生活
ルフィは無邪気な笑顔で誘ってくれた。
確かに私も自分がどれだけ戦えるのか分からないし修行することで何か思い出すかも知れない。
『うん!私もどこまでやれるか気になるし一緒に修行しよ!。』
ルフィ「はは!!じゃあさっそく組手やろう!」
ルフィはとても嬉しそうに笑うと距離を取り構えた。
『良いよ、けどここだとまた変なやつに絡まれると面倒だし山に戻ろ。』
ルフィ「それもそうだな。」
ルフィが丸太で修行していたところまで戻る道のりであの場所が何なのか聞いてみ。
あそこはグレイターミナルって言うらしくルフィもあの場所はそんなに好きでは無いみたいで今はぜんぜん近寄らないらしい。
話の流で、ルフィには盃を交わした兄弟が二人いた事を聞いた。
一人はエースと言うらしいく、数ヶ月前に海に出て、その日に私を見つけてくれた。
もう一人はサボと言って殺されてしまったらしい。
『何か、ごめん。』
ルフィ「別に良いよ、サボは俺たちを見守ってくれてるから。それにエースとも約束したんだ誰よりも自由に生きるって、そのためにはもっともっと強くなって、なんでも守れるくらい強くなって海賊王になるんだ!!」
『ルフィはすごいね。』
ルフィの強い意志や海賊王になると言う夢を聞いて素直にカッコいいと思った。
強くなるのだってきっと簡単じゃないし海賊王はもっと険しい道のりなのかなって思うと、力になれたらと思った。
ルフィ「そうか?」
ルフィは不思議そうに聞くが私からしたらほんとにすごい。
私には守る人も過去の約束なんかもない、あったとしても思い出せない。何も無いことを痛感して少し悲しくなった、ルフィが羨ましく思う。
『さっ!着いたね、やるか!』
ルフィ「あぁ!!」
ルフィが最初に修行してた所に着いた。
暗くなった気持ちを吹き飛ばすため、私は元気よく言った。
近くに開けた場所があったので、そこで組手をすることにした。
ルフィ「よーし!どこからでもかかってこい!!」
『言ったな。手加減しないよ!』
と言っても手加減の仕方も自分の本気も分かんないけど。