第4章 旅立ち
私には、死んでも夢を叶える覚悟なんて出来るか分からない。
ルフィ「!起きたらいないから心配したぞ!」
「ごめん、それよりルフィ早く逃げた方が良さそうだよ。」
コビー「僕にも・・・やれるでしょうか・・・!!し・・・死ぬ気なら。」
コビーはポロポロと涙を流しながら弱々しく言った。
コビー「僕でも・・・海軍に入れるでしょうか・・・!!」
ルフィ「海軍?」
コビー「ルフィさんとは敵ですけど‼海軍に入って、えらくなって悪い奴らを取り締まるのが、僕の夢なんです!!小さい頃からの!!」
さっきとは違いハッキリと強くコビーは言った。
コビー「どうせ、このまま一生を終えるくらいなら!!、海軍に入る為命を賭けてここから逃げ出すんで!!そしてアルビダだって捕まえてやるんです!!」
アルビダ「誰を捕まえるって!!?コビー!!」
どうやったのか突然巨体のアルビダが飛んできて置いてあった船らしきものを破壊した。
仲間もたくさん連れてきたようだ。
コビーはかなりショックを受けたような顔をしている。
アルビダ「そいつらかい、お前の雇った賞金稼ぎってのは・・・一人って聞いていたが、ロロノア・ゾロじゃ無さそうだねぇ。最後に聞いてやろうか・・・この海で一番美しい物は何だい?コビー!!」
コビーは明らかな作り笑いで汗をかきながら答えようとしたが。
ルフィ「誰だ、このイカついおばさん」
「ぷっ!!私もそれ思った!!アハハ」
私は思わず吹き出してして笑ってしまった。
周りの人達は焦ったら顔をしているが、コビーが止めを刺す言葉を叫んだ。
コビー「一番イカついクソばばあですっ!!!」
ルフィ「あっはっはっはっはっ!」
「アハハハハ」
アルビダ「このガキャーーーー!!!」
コビー「っアアアーーーっ!!!」
大笑いしてる私達とは真逆にコビーは死を覚悟して叫んでる。
ルフィ「よく言った、下がってろコビー!!」
ルフィはコビーを突き飛ばした。
アルビダ「生かしちゃおかないよ!!!」
ルフィ「聞かないねえっ!ゴムだから。」
アルビダ「バ・・・そんなバカな!!アタシの金棒がが。」