第46章 君としたい事ーR18ー(兼続)
背中から抱きしめられ、片脚を持ち上げられる。
挿し入れられた硬く太い熱の塊に奥まで突かれ、華月は快感をねじ込まれる。
「あっ、はっ…ぁ、ぁんぁ…んっ、んっ…ぁぁ…」
息に混ぜて喘ぎ声を吐く。
快感で軀が崩れ落ちないよう、入らない力を入れ、つま先で踏ん張る。
「っっ、く…締まって……絡みつくっっ…」
兼続が堪らず声を溢した。
意図してはない。
自然と軀が快楽を求め、揺れて締め付けるのだ。
ソレを咥え嚥下しようと、絞り、絡みつく様に蠕動する。
本能。
「やぁっ、好き、兼続さ…ぁぁ、んぁ、すき…な、のぉ…」
溢れ出る言葉も本能。
偽れる正常な思考は華月にはもう無い。
「くっ、ッッ…今、それをっ……」
限界の告白に兼続の気持ちが甘く震える。
「っ、体勢、を、変えるぞっ」
抜けるか抜けないかのギリギリまで軀を離すと、
脚を持ち上げたまま、兼続は華月を正面に変える。