第46章 君としたい事ーR18ー(兼続)
ソッと
「お前は綺麗だ」
肩に手を掛けられ、
唇が触れる程近い耳元で囁かれた。
身震いする程、艶然な声音で。
「その肌を晒すのだ」
肩に置かれた手が動いて、スルッと肌着が滑って、足元に落ちて積雲の様に重なった。
立ち尽くした華月に纏わりつくように腕を足に伸ばしたかと思うと、
花弁の間の割れ目をなぞった。
クチュ…ニチュ…
音を立てた。
「もう、濡れている。
俺のモノを舐めながら、勝手に濡らしていたのか」
嘲笑われる。
「何を考えたらこんなに濡れる?淫乱め」
クク…
嗤っても、指先はソコを離れなかった。
華月は震える脚で何とか立っていた。
股の間から、自分の溢すモノの水音がする。
兼続が細い指を巧みに操って出す水音。
華月の耳に響き、いやらしく纏わりつく。