第40章 欲しがりな想い-R18–（元就）

「ﾊｯ、ぁ、ぁ、んぁ…ンッ、あぁ…ﾊｯ…」
甘い喘ぎ声、
蕩けるような吐息。
ユラユラと腰をくねらせていたのはほんの最初だけ。
「ンッ、ぁっ、やっ、元就さ…んっぁぁ！」
その速度は段々と速くなり、
快感を急き立てるように、
夢中で律動する。


出入りするソレを俺に見せつけるかの様に広げられた脚。
上下し波の様に前後に腹から胸。
旋回する様に腰。


一心不乱、
白い喉を晒し、陶然と甘い声で鳴く。
「ぅん、あ、…ち…イイ…ゃぁん、んんぁ、ﾊｯ、ぁん、ん、ん〜〜」
「ハッ、甚だ淫乱だな、お前。
そんな…ﾊｯ…ッ…いいか？」
俺は余裕ぶって挑発してみても、
実は持ってかれそうだった。

「んっっ、はっぁ、あ、いっ、いいつ、
気持ち…い…っぁ、やっ、きちゃう！
ダメッ、ダメ〜っ」
もう、何度も達している。
独り遊びのよう。



結合部分はダラダラと涎を垂らし、
テラテラと艶かしく濡れて光る。
縋るように俺を呼ぶ快濁とした声は
俺の心を惑わせ、蕩かす。

（いつもより濡れて…貪る様子は、やはり媚薬の効果か…）