第40章 欲しがりな想い-R18–(元就)
ぢゅっっぢゅるっ…ちゅく、くちゅゃ…
「ん…ふ…ンン、う…ん…」
耳から、眼から、感覚から
全てで興奮させられるから
「っあっ、くっっ、もっ、も、いいっ」
グッと と頭を押して少々乱暴に華月の口から己の欲を引き離した。
「……」
華月が驚きと心配の混ざった顔で俺を見る。
「…そ…じゃねぇよ、
気持ち良過ぎて、出ちまいそうだったからよ…」
「なぁんだ、出してもよかったのに」
(その台詞、なんなんだよ…)
ホッとしながらも、余裕の言葉と笑顔に俺はなんだか困惑した。
けれど、それを隠して余裕の体(てい)で軽口を叩いた。
「そんなコト言うなよ。
どうせ出すならお前の内で出したいに決まってんだろ」
「!////」
華月はブアッと顔を真っ赤にしてして照れた。
羞恥に期待の混ざった表情と瞳。
(いい顔しやがってよ)
媚びるようにのしかかって来た華月はチュッと口付けしながら俺の着物を落としてゆく。
着物を払い、胸に掌を滑らせた華月が
ズイッと寄ってきて、再び口付けられる。
(コイツ、接吻好きなのな)
新しい発見。