第40章 欲しがりな想い-R18–(元就)
ドクンッ
「⁉︎」
ドクンッ…
ドクンッ、ドクンドクンドクン
突然鼓動が早くなる。
「⁉︎」
身体がだんだん熱くなってくる。
(な…に…?)
「元就さん…こ、れ…ハ……ァ」
息が乱れ始める。
(クラクラしてきた…
ひどく酔ったみたいに…
フワフワして……)
「華月?大丈夫か?」
元就さんの声がゾロッと耳の奥、
身体の芯を震わせた。
そんな感覚を私は覚えた。
「華月、酔ってるみたいだぞ?」
「ハー…酔わせてくれるの?」
らしくない言葉が華月の口から溢れた。
「は?」
「してほしい事……」
(突然、熱くなった身体を…
奥を…鎮めて欲しい……)