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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第2章 桜の下で仲直り(政宗)




春の着物。
空色の生地に桜に雲。

お花見で着ようと思っていた。

「華月、居るか?」
秀吉さんの声だった。
「はい…」
「遅いのに灯りが漏れてたから……
あぁ、縫物してたのか」
秀吉さんが静かに入って来た。
「…夕餉もあんまり食べなかったな、なんかあったか?」
「…明後日、お花見、だよね…」
「?
そうだな。盛大に催すぞ」
秀吉さんの碧の瞳が優しく細められる。

(楽しみにしてるんだな…)


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