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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第2章 桜の下で仲直り(政宗)




「……そうだな。
…俺が好きで勝手にしてることだ、
だから…お前は、手伝う必要は、無い。
出てけ」
いつもは、どんな事があっても、私の顔を、
目を見て話をする政宗が、私の方を見ずに、
静かに、そう言った。

背を向けたままで。

完全に拒否されたみたで、何も言えず
政宗を残して、台所から小走りに去った。

それから、気まずくて、合わせる顔がなくて、合わせても何て言ったらいいかも分からないから、
昨日から御殿に帰らず、ずっと部屋に閉じ籠って縫物の仕上げをしていた。


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