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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第33章 言葉にして…ーR18ー(光秀)
月見草が黄色い花を開かせていた。
上からみると、黄色に敷き詰められている。
月に焦がれる月見草。
私はアナタに焦がれている。
なのに、手が届かない。
「…綺麗、ですね…」
私の言葉一言だけで、その後は何も話す事がなかった。
切ない思いと、切ない情景。
静々とした時間は胸が痛い…と思っていると、
指先から、手を捕られた。
キュンと胸が締め付けられた。
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