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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第5章 卒業します!ー後ー(秀吉)




華月は下の階へと降りて行く。

(いったい、どこへ)

追いついた俺は、慌てふためいた。
「‼︎‼︎」
開き火灯窓(かとうまど)に上半身を突っ込んで、足を浮かせてバタバタしているのだ。

「華月ーっ!こらっ、おま、えっ、
何、してー…」
「秀吉さん!あそこ!」
外に胸から上を出したまま、屋根の先を指している。
見れば、小さな丸っこい灰色のモノが、
モゾモゾと動いている。
「鳥の雛が、巣から落ちたの」
城の破風(はふ)の懸魚(けぎょ)の奥に巣でも作っているのだろう。


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