• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第26章 スモモも桃もモモのうちーR18ー(信長)




「よお、じいさん。
そんなモン売ったって無駄だぜ」
「そんなモン育たねぇよ」「笑いモンだなぁ」
老人の店の前田息捲く数人の男達。

その後ろから
「ちょっと!あなた達っ」
華月が突っかかった。

(そうだろうと思ってはいたが……)

想定内の華月の行動に信長は苦笑も出来なかった。

「他人の商売邪魔しないでよっ。
誰が何売ったっていいじゃない!」
腰に両手を当てて、仁王立ちで華月が吠える。
「あ"ーーん?何だ女」
「怖い物知らずの嬢ちゃんだなぁ。ククク」
柄の悪い男達に馬鹿にされても、
「一生懸命な人のこと馬鹿にして、
酷いじゃない!許せないんだからぁっ」
華月はひたすら吠える。

(喧嘩を売っているのはどっちだろうな…)

呆れつつ信長は成り行きを見守る。




/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp