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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第18章 雨と紫陽花ー後ー(信長)




「あ、はーい。何かありましたか?」
呑気な返事。
「斜面は雨で濡れて、滑り易くなっている。
こっちへ来ていろ」
華月が疑う余地のない優しい言葉を装う。



「信長様、外では優しいですね」
「外では、とは心外だな。
俺はいつでもお前には、甘くて、優しいであろう」
雄快と笑う信長はいつもと同じように、
少し強引に、腕の中に華月を囲い込んだ。

「そう、ですか?」
手荒なのも華月はまんざらでもなさそうにして笑った。







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