• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第18章 雨と紫陽花ー後ー(信長)




青、青紫、赤に近い紫陽花もある。
が、
そこだけ異様に赤い花。
大きく育ってはいるが、おそらく、
1株、2株分の紫陽花の木だろう。

(土の成分で…色が……?)

この時代の人間が言ったなら
「デタラメを言うな」と咎める処だが、500年後の未来から来た華月の話なら、確かな事なのだろう、と考えた信長。

(…と、言うことはーー……)

信長の勘が何かを感じた。



「…華月、こちらへ戻って来い」
静かに低い声で信長が華月を呼んだ。





/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp