• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第18章 雨と紫陽花ー後ー(信長)




(それを構い、手を焼くのも、存外悪くない)


弾ける笑顔で、紫陽花を眺める華月を
信長自身知らない程、優しく穏やかな眼差しで見ていた。



「雨に濡れて、キラキラ光って、すっごく綺麗ですね!
あの上の紫陽花は赤紫の花だから、
アルカリ性の土なのかなぁ〜」
華月が楽しそうに紫陽花を見、
葉の上のカタツムリをチョンと触っている。


「今の話は何だ?」
「今の、ですか?」
「花の色の事だ」
「ああ!紫陽花は土の成分によって花の色が変わるんですよ〜
不思議ですよね〜」




/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp