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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第18章 雨と紫陽花ー後ー(信長)




自分が楽しむ為には、少々の苦労も、
痛みも、代価も気にしない。
今まで『自分勝手』と称されるほど、
やりたいように、自由にやって来た。

(この俺が、他人の為に…とは…)

信長は独り、苦笑した。



やりたいように自由に、我がままに、
自分勝手をして来た信長が、
何ももたないただの女、の為に時間を作る。
今までに一度だってない事だった。


ただの女、
けれど、何かと目にかけて、側に置いておきたいと思う女。

愛おしい女。





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