• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第16章 愛を冷遇する者 R18ー後ー




怖いだけじゃない。
今もこんなに想っている姫を蔑ろにし、
隅に、過去に、追いやっているような、
そんな気がして…ならなかった…から、だ……。

(過去を、過去に…追いやって…)


「ックッ…はっ…ぅぁ……」

(そうか…姫はもう、過去の者だった…)

髪に滑らせた指で、頬を撫でた。
頬の熱が指先に伝わる。
その指を華月の唇に近づければ、
それに気付いた華月が、俺の指をチュッと舐めて口に含むと、舌を絡めてしゃぶる。


熱が、指先から俺の軀を侵食し始めた。





/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp