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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第3章 桜散る(家康)



華月の速さに合わせて2刻近く山登りをしただろうか、

着いた先は、小さな廃寺。

本堂自体は廃屋と化しているが、
周囲は誰かが手入れをしているのだろう、
雑草などは短く刈られている。

寺の周囲を囲むのは桜と紅葉の木。
山中の為まだ花は咲いていない。

(咲いていない花を見に来たってこと?)

と思っていると。

「家康〜、こっちだよ〜。こっち来て見て!」
いつの間にか端まで歩いていた華月が手招きで俺を呼んだ。


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