第14章 愛を冷遇する者 R18ー前ー(謙信)
「ん…ぁ…けんし…さまぁ………んしんさ…まぁ……ぁぅっ…ぁっゃ…」
泣きながら、謙信様を呼ぶ私の声が震える。
「フッ…華月。泣くほど気持ちいいのか」
「やぁ…ち…ちがっ……ぅぁぁん…け…んし……まぁ…ダッ…ぇ…」
私が揺れないよう腰だけを支えて、
謙信様は熱の塊を激しく打ち付け、
擦り付け押し回す。
「そんな声でっ、否定するのか…クククっ…
違いはしないで、あろう」
嘲るような、辱めるような、
声を耳元に吹き込まれる。
「…ぁ…ちが…違うぅーんっっぁあっやっ…あ…ん…」
「違わないなっっ、クッッ、ハッ…
こんなに、シメつけて、俺を咥えているではないかっっ…あぁ、良いぞ、華月」
「ン…け…しん、さまっ…ぁっっンッッ…けんし……」
私はただただ、
心から、彼の名を呼んで、
揺さぶられ、犯される。
激しく深く、深く……求められるまま
淫な姿を見せ、
淫な声を上げた。