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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第2章 桜の下で仲直り(政宗)
さっきは、政宗が大人の対応で声をかけてくれたけど…
ハァァ〜
「今日…どこに帰ろう……」
桜に向かって独り言を投げかけたら、
「御殿に帰るんだろ、俺と」
と返事があった。
振り向けば、政宗が後ろに立っていた。
勇々と優しい笑顔で。
「その着物、今日の為にお前が誂えたんだろ?よく似合ってるな」
当たり前みたいに、
キザな台詞を贈ってくれた。
(どぉして、政宗はそんなに…)
自分が惨めになるほど、恥ずかしくなった。
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