第9章 imitation♡date R18(光秀)
一生懸命 俺のキスと舌に応じ、
耐える、甘い反応。
乱れた息と、頬を捉えている掌から華月の体温が上昇しているのが感じられる。
頭の隅で華月の反応を楽しみながら、
後方の会話を耳に入れる。
火遊びをしていると捉えられ、
そのまま居座る事が出来た。
迷子になってここまで来てくれた華月のお陰だな。
『…ウチの子会社です。……ええ、優先株を……ここに前金で、500を…はい…』
入金を勧めている。
「頼む」
『了解』
キスを再開する。
啄んで舌を挿し入れ、華月を弄ぼうとして
すぐに、一言、イヤホンから応答が来た。
『完了』
やれやれ、仕事が速い…。