第9章 imitation♡date R18(光秀)
次にディナーだと言って、庶民には敷居の高そうなレストランに連れて来られた。
美味しかった。特に
「このデザート、持って帰りたいですっ。
すっごく美味しい〜〜ッッ」
デザートはホッペが落ちそうになるほど美味しかった。
「毎度の事ながら、お前は、旨そうに食うな」
呆れ気味に言って光秀さんが笑う。
「美味しいですからね」
「見ていて清々しいよ」
口はいつも通りだけど、笑顔がいつもより優しい。
(気のせい?スーツのせいかな?)
楽しいデート気分で店を出て、
私は光秀さんに連れられるまま、
連れて来られたパティー。