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第6章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *伊達政宗ルート*
甘い華の蜜の香りが、焦がれた白い柔肌から立ち上る。
それは、政宗の心を誘うように優しく身に沁みこんだ。
染むごとに、ハナの肌が欲しくなる。
その感情は徐々に強くなり、政宗の理性すら飲みこもうとした。
何より、ハナの香りなのだ。
その本性が如何なるものであっても―――…
政宗に拒む理由など、端からない。
しっとりと潤んだ肌が手に吸い付いてくる。
滑らかな手触りは、触れれば触れるほど離れがたくなる。
その背に手を回し、細い体を抱きしめる。
首筋に唇を寄せれば、堪えるように熱い吐息を漏らした。
「…政宗…っ」
応えるように、その唇を塞いでやる。
舌先を差し出せば、震える舌先がたどたどしくも応えてくる。
その行為の一つ一つが、いちいち愛おしくて堪らない。
思わずふっと笑いを漏らすと、目隠しの下でハナが顔を赤らめた。
「わ、笑わないでよ……政宗みたいには、私…あんまり上手くないから…」
最後は消え入りそうな声を、それでも政宗は聞き逃さなかった。
「俺の何が上手いって?」
「……もうっ!わかってるくせに…」
「そういうお前は、わかってねぇだろ」
「何を―――っは、んっ!?」
豊かな双丘を揉みしだき、その頂を舌で擽る。
ハナの躰がびくりと震える。
熱い吐息を漏らす、ふっくらとしたその唇。
開けた着物から見える、白い肩や豊かな双丘。
裾から覗く、白い脚。
そのどれもが、政宗を煽って止まないというのに。
「お前は、イイ女だよ」
「また…そうやって、揶揄って―――…んぅっ」
「わからなければ、教えてやる」
「―――あっ」
ハナの両肩を掴み、ゆっくり褥にその躰を押し倒した。
「簡単には気をやるな……しっかり、俺についてこい」