▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第5章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *徳川家康ルート*
片方の手が柔らかい肌をゆっくり下降し、露わになった乳房をそっと包み込むと、感触を味わうように揉みしだいた。
ちゅっと音を立てて口付けを終えると、肩を抱いていた腕を、腰まで撫でおろす。
空いたもう片方の乳房に唇を這わせると、ハナの躰が細かく震えた。
「ふっ…んぅ、やぁ…っ」
堪えようとしても漏れてしまう声に、ハナの顔が羞恥に染まる。
無意識に自分の右の指を噛み、必死に声を抑えようとした。
胸への愛撫をやめることなく、家康はハナの様子を視線だけで見上げた。
「そんなに噛んだら、あんたの指がなくなるよ……」
そっとハナの手を掴み、口から外してやると、家康は自分の口元へ持ってきてその噛み痕を舌でなぞる。
「ぅっ…だって…声っ出ちゃう…」
「なら、こっちをあげる」
家康の左の親指がハナの唇をなぞり、口を開かせると、すかさず人差し指と中指が差し込まれた。
「んぅっ!?」
「舐めて……噛んでもいいよ」
そのまま、口腔内を犯すようにゆっくり指を動かすと、おずおずとハナの舌が指に絡んできた。
ちろちろと家康の指を擽り、徐々にその動きから戸惑いが消えていった。
「…っん…ハナ…」
その顔を見れば、恍惚として蕩けた瞳で見つめ返してきた。
家康の指を従順に咥える様に、家康自身を口淫されているかのような錯覚を起こし、眩暈すらする。