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第5章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *徳川家康ルート*
ハナの頬を両の掌で包み込み、ゆっくり唇を触れ合わせていく。
しっとり濡れて、温かく柔らかい唇に触れただけで、敏感な場所に触れられたように躰の奥に刺激が走る。
「……ふっ…んぅっ!」
それはハナも同じようで。
舌で口唇をなぞるだけで、瞳に涙を浮かべ、躰をビクビク震わせていた。
そっと舌を差し入れれば、ハナの舌が健気に応えてくれる。
そのまま、しばらくハナの口内を犯して唇を離せば、すっかり蕩けた瞳のハナの顔が見えた。
耳元へ唇を寄せ、囁き声で愛撫する。
「口付けだけでそんな顔……もっと乱れさせたら、どんな顔見せてくれる?」
「んっ…!…家康っ」
熱い吐息から逃れるように逸らされたハナの首元へ、家康の唇が降り注ぐ。
「はっんぅっ!」
漏れそうに声を必死に堪える様子に、家康の嗜虐心が煽られる。
耳元から首筋、鎖骨への唇と舌でハナの甘い香りを味わいながら、胸元の袷に手をかけた。
その手を、ハナの手が力なく掴み、引き留めた。