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第4章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *豊臣秀吉ルート*
秀吉の唇がハナの耳元に寄せられ、甘い声で囁かれる。
「可愛く果てたな…」
「っはぁ…はぁ…ひ、でよしさ…っ」
「ハナ…もっと、お前の全部が見たい…」
「あっ…!?」
荒い呼吸の中、ハナの躰はくるりと向きを変えさせられ、俯せになり、秀吉に白い背中を晒した。
その背に、秀吉の舌がそっと這わされる。
達したばかりのハナの躰は、少しの刺激にも敏感になり、すぐまたその内側に熱を生じた。
「―――っは…んっひでよ、しさ…んぅ、くすぐったいっ!」
指が白くなるほどに握りしめられたハナの手を、秀吉がそっとほぐし、自分の手首を掴ませた。
ハナはその腕に縋りつき、耐えるようにその指に甘く噛みついてきた。
ちくりと走るその痛みを心地よく感じながら、秀吉は尚もハナの背中を味わい続けた。
背中の美しい曲線を輪郭に沿ってゆっくり楽しんでいく。
甘い香りは、いよいよ噎せ返るように強くなる。
それは耐えがたいほど、躰の奥をジクジクと痺れさせ、二人の思考を溶かしていった。