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第3章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *石田三成ルート*
「んんぅっっ!」
絶頂を迎えてからも、衰えることなくはち切れんばかりにハナの中を圧迫する三成自身に、ハナは艶めかしくも苦し気な表情を浮かべる。
その腕を、弱々しく三成に伸ばし、首に縋りついてきた。
荒い息を繰り返し、その呼吸の合間に、幸せそうに呟いた。
「―――…また、”ハナ”って、呼んでくれた……えへへ、嬉しい」
火照った瞳を甘く緩ませ、ハナがふにゃりと微笑む。
その笑顔に、三成は再び目元を赤く染め、視線を逸らした。
「貴女という人は、本当に……っ」
「……え?」
(たらし、なんて言葉はあまり好きではありませんが……)
「秀吉様と、いい勝負です」
「……褒められてる、のかな?」
よくわからないという表情で、困ったように微笑むハナ。
―――…貴女には、敵わない。
「ハナ……私も、もう長くは持ちませんから……動いて、いいですか?」
ハナは三成の首に腕を回したまま、美しい笑みを浮かべて頷いた。
「うん、もう…大丈夫だから…いっぱい、ちょうだい。”三成”の全部」
「真似しましたね?」
お互いを見つめあい、ふっと微笑み合った。
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「―――もうっ…ダメっ―――…イクッ……あぁっ三成―――っ!!!」
「……っ私も、もう…っハナっ!!」
互いに名前を呼び合いながら、ハナが絶頂を迎えて意識を飛ばすまで、三成はひたすらハナを愛し続けた。
そうして、ようやくハナの中に三成のすべてを吐き出した。
ドロドロとした欲望も、愛しい気持ちも、願いもすべて―――…