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▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)

第3章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *石田三成ルート*


三成の唇から、堪えるような吐息が漏れた。

「ハナ様……貴女は本当に、難解な方です」

紅い唇を薄く開いて荒い呼吸を繰り返しながら、ハナの瞳が問いたげに三成に向けられた。
三成は誘われるように、その唇に吸い付いて下唇を舐め上げた。

「んぅっ三成…くん…っ!」

「ハナ様を知れば知るほどに…・もっと知りたいことが増えていく…もどかしくて、どうにかなりそうです…」

三成の唇が、ハナの顎から首筋へ落ち、鎖骨にきつく吸い付いた。

「―――…んっ!」

ハナがぴくりの体を震わせる。
三成が唇を離すを、そこには可憐な一輪の紅い華が咲いた。

いつの間にか乱れた着物の間から三成の胸元が覗き、二人の肌と肌が触れ合う。
その温もりは離れがたくて、二人は互いに両手を背に回し、抱きしめ合った。

「ハナ様は、温かいですね」

三成の言葉に、ハナが小さく呟いた。

「―――…どうして…?」
「…ハナ様?」

ハナの声に、悲しげな響きを感じ、三成が顔を上げる。

「名前……さっきは”ハナ”って呼んでくれた、のに……」
「ハナ様……それはっ」

三成の瞳に戸惑いの色が浮かぶ。
それはいつもの三成の顔だった。

「ハナ…がいい」

三成の両頬に手を添えて、ハナは懇願するように瞳を潤ませた。
ハナの手に、三成の大きな手が重なる。

「―――…その、顔は……本当に、ダメです」

三成は瞳を強く閉じ、何かを堪えるように苦し気に息を漏らした。

「……ハナ様。そのお願いはご褒美といたしましょう……私のお願いを聞いてくださいますか?」

三成の手が重ねていたハナの手をそっと握り、開けた三成の胸元から、お腹、そして……そこからさらに下へと辿り、袴の上から熱く猛った自身にそっと触れさせた。

「あっ…」

ハナの手がピクリと震えるが、それすら甘い刺激となって三成の熱を昂らせた。

「…ハナ様、貴女の全てを私にください」

ハナの瞳が艶めかしく揺らめき、静かに三成の帯に手をかけた。


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