▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第25章 ▲月華美人▽ *明智光秀* -拾陸-
―――ドクンッ
(―――なんだっ?)
光秀の鼓動が突然、大きな鼓動を鳴らした。
耳の奥で、軽やかに、歓喜するかのように鈴が音が鳴り響いた。
―――シャララン!
鈴の音に呼応するかのように、光秀の躰が熱を帯びていく。
躰が光秀の制御を超えて、その一点に熱が集まる。
まずい。
そう思うより先に―――
「え…っはっぁあっ!」
「はっ…く、ぅ…っ」
光秀の躰の上で、ハナの躰がびくりと震えてその背を反らした。
二人が繋がるソコを見れば、光秀の熱がハナの狭いそこをギチギチと押し広げていた。
目にしたならば、その感覚から意識を反らすことなどもうできなかった。
貫くハナの中が、光秀のそれを柔らかく包み込んでは撫でるようにうねり、光秀を愛撫する。
ぞくりと、光秀の背筋を甘露が流れた。
「ひっ…う、ぁああ…っ」
熱に浮かされた瞳で、ハナの躰が光秀の上で揺れていた。
豊かな胸が揺れていた。
無意識にその胸に手を伸ばす。
触れてその感触を確かめて、頂を軽く摘まめば、ハナの口唇から嬌声が漏れた。
それはひどく、心地が良かった。
もっと奥へ…ハナの奥へ。
快楽が、光秀の思考を覆う。
ハナが欲しいと、鼓動が騒いだ。
はっ…はっ…
呼吸が乱れる。
ハナの腰を掴んで引き寄せ、思いの限り、突き上げて―――…
「―――光秀さ、んっ」
涙に濡れたハナの声に、光秀の瞳が瞬いた。