▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第25章 ▲月華美人▽ *明智光秀* -拾陸-
「…っ」
光秀の瞳が僅かに見開く。
僅かに漏れたその動揺も、しかし直後にはいつもの笑みでかき消した。
「なぜ、そう思う?」
「…貴方の…目、です」
ハナが上半身を起こし、その手をそっと、光秀の頬に添えた。
「…光秀さん…また辛そうな目、してるから…」
「ハナ―――」
「それに…っ」
言いかけて、ハナの頬がより一層、赤く染まって俯いた。
しかし、俯いた先に二人の繋がりが映りこみ…
「~~~っ!」
「―――こ、らっ!」
光秀の物を咥えたままに、ハナがその胸に飛び込んだ。
より深く奥へと飲み込むハナの中で、光秀の熱がびくりと再びその身を震わす。
はっ…と小さく、溜息をついた。
「手加減だの辛そうだのと言ったかと思えば、人の上で暴れてみたり…飽きないやつだが、そろそろ落ち着け」
胸に縋るのハナの髪を優しく撫でて梳いてやれば、その前髪から、涙を浮かべた瞳が覗いた。
「ハナ…?」
「こんな時まで…優しく、しないで…っ」