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第3章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *石田三成ルート*
「ハナ様……またひとつ、知りたいことができました」
「……なに、かな?」
ハナを抱きしめていた三成の腕の力が、ふっと緩む。
「…貴女は、どんな声で啼くのでしょうね」
―――パサ。
ハナの背中で、乾いた音が聞こえ、腰帯の辺りが不意に軽くなり。
体が浮き上げる感覚の後、ハナの視界が一変し、その視界には天井を映していた。
「―――…え?」
しゅるりと音を立て、三成の片手が帯を引き抜く。
膝立てたところから着物がはだけ、その左側だけが頼りなく畳の上に舞い落ちた。
続け様に、襦袢の胸紐も解かれる。
そうして、ハナの清らかな白い肌が、差し込む朝日の下に晒された。
畳に押し倒されたのだということに思い当たる間もなく、ハナの顔の横に三成の手が置かれ、三成の相貌がハナの視界を覆った。
その瞳は、恍惚として熱に浮かされた男の色をなしていた。