▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第12章 ▲月華美人▽ *明智光秀* -参-
――月見酒!
鈴がなるような、声が響いた。
口唇に触れる女の温もりが、酒を含んだハナの口唇に重なっていく。
――美味しい!
昨夜の酒は、随分と甘く感じた…
今更ながらに、そう思い出す。
酒のためか、紅く染まったお前の頬は、
離れがたいほどに柔く、温かい。
目の前の女の頬を、そっと擽る。
女が目を細めて微笑んだ。
その胸元へ、口唇を滑らせる。
滑らかなその肌が、心地よく光秀の熱を煽る。
感触を味わいながら、先端を含み、柔らかさをその手で確かめる。
女の嬌声が部屋へと満ちる。
ハナはいつも、淡い色合いの
着物を好んだ。
着付けも大分板についてきた。
きちりと整えられたあの袷。
暴き広げたならば、何が見えるか。
気が付けば、目の前の女を抱きながら、ハナを横に浮かべて見ていた。
女の秘部に指を這わせる。
くちゅりの濡れた音も、感触も、知れたもの。
――あっ…やっ…
小娘ならば、おいそれと見せないだろう
秘めた場所を、暴いていく。
恥じらい、身を強張らせ、涙を浮かべて
俺を見上げて…
俺の指を、しとどに濡らして…
――みつひ、でさん…っはぁ、あっ…
どんな声で、お前は啼くのか…
女の蜜を、舌で掬い、秘丘を含み舌で転がす。
指で女の中を探り、中を解して蜜を掻きだす。
――やぁぁっ…も、そこ…ぁあっ!
女の体が、快楽に身を震わせて駆け上がっていく。
まだまだ、蜜はくれてはやらない。
餌をもっと引き出してから…
指をそっと引き抜きかけると、女が濡れた瞳で光秀を見た。
「…光秀さん」