▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)
第10章 ▲月華美人▽ *明智光秀* -壱-
政宗の喉が、ひゅっと鳴る。
伸ばしたその手を、襖にかける。
そして、音を立てずに僅かに開いた。
「――ぁっ…ぃやぁ…っ!」
隙間から、見えたもの。
部屋の主、光秀の白銀の髪がその顔を覆い隠し、胡坐をかいて体をこちらを向けていた。
その膝に、声の主。
顔を朱に染め、頬に涙を落とす瞳を固く閉じ。
声を堪えるように、手で口を覆っていた。
その胸元の袷から、光秀の左腕が差し込まれている。
袷はやや乱れはあるも、しっかり合わさり、ハナの肌を隠していた。
着物の布地が、内から光秀の手により蠢いている。
時折盛り上がっては、捻るような蠢きを見せる。
動きに合わせ、ハナの口から、止めどなく堪えきれない愉悦が漏れだした。
投げ出された、ハナの白い脚。
耐えるように、びくびくと細い足が震えていた。
爪先から、視線を上へ辿っていくと。
てらてら濡れた光が、白い内腿を伝って流れていた。
ハナの脚の、根本。
溢れる蜜の、その坩堝に光秀の指が差し込まれていた。
長い指を、一本、二本。
深く奥へ差し入れては、掻きだすように蠢いて、ゆっくり指を引き抜いた。
「――っゃあ!んっ…ぁあ、まだっ…っ」
強請るような、甘い甘い、ハナの声が追いかける。
光秀の指は、その声を楽しむように、蜜壺の縁をなぞって秘丘をきゅっと摘まむ。
それだけで、ハナの顔が天を向いて躰を震わせた。
指は再び、坩堝の中へとつぷりつぷりと埋め込まれ、ゆっくり奥へと進入しては、抜き出す動きを繰り返していた。