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▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)

第8章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *織田信長ルート*





「…来い、ハナ」



信長の手が、優しくハナの腰を引き寄せる。
誘われるまま、膝立ちになり、身を寄せた。

長座した信長の足の間に、ハナの脚が入り込む。
そのまま、互いに正面から見つめ合った。

「覚悟は良いか、ハナ…」

信長の肩に手を回し、視線を合わせながら、ハナが微笑む。

「改めて聞かれると…恥ずかしい、です…」

僅かに頬を上気させたハナの顔を見つめながら、紅玉の瞳が意地悪く微笑んだ。
その顔を僅かに傾け、口唇の隙間から、紅い舌をちらりと覗かせる。
そして、ゆっくりハナの顔へと近づけた。

誘われるように、ハナもまた顔を近づけ瞳を閉じた。



再び触れ合う口唇の熱さが、燻っていた躰の内の熱を呼び起こしていく。



啄むように、角度を変えながら口付けを繰り返し、信長の紅い舌がふっくらとした口唇をちろちろ擽る。



「…ん、ぁ…」



洩れた声すら飲みこむように、信長の口付けが徐々に深くなっていく。


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